販促グッズ選びのポイントについて考えましょう。
販促グッズを選ぶとき、自分がもらって嬉しいもの、という目線も大切なのですが、もっと大切なのが客層を見ることです。自分はもらって嬉しくても、お客さんにとってそうでなければ意味がありません。
客層はお店の立地や売っているものによって異なるでしょう。起業したばかりなら、実際の客層データがまだありませんから、地域性を見てできるだけ客層を予測し、お客さんが喜びそうなもの、使ってもらえそうなものを選ぶようにしましょう。
客層が広い範囲にまたがっているのであれば、販促グッズは女性をターゲットにするという選択肢もあります。男性と女性を比較した場合、女性の方が販促品に惹かれやすいというデータがあるからです。
それで、エコバッグや掃除クリーナー、化粧品など、主婦や女性に人気の販促グッズは高い効果が期待できます。客層が広くてターゲットが絞れない場合の参考にしてみましょう。また、客層を広げる目的で販促グッズを活用することもあるでしょう。
例えば、一見すると若者が好みそうなカフェを開店させたとします。
しかし、地域は年配の方が多く、客の入りが悪かったとします。そんなとき、年配の方が喜びそうなマッサージ器やサンバイザーなどを販促グッズとすることにより、客層を広げることができるでしょう。
いずれにしても、販促グッズ選びのポイントは、ターゲットになるお客さんが喜びそうなものを、ということだといえます。